インド

ぺりどっと

2008年03月07日 19:59

『インド編』 最終話。

インドでの日々は仕事という事で一生懸命だったせいもありあっという間だった。
ありきたりの表現だけど、あっという間。
一日一日は長く感じたのに、終わるとそんなものだよね。
なかなか経験できない事したり、見たりと貴重な体験になった。
「百聞は一見に如かず」で今回の記事がインドの全部じゃないけど、かといって大袈裟でもない。





彼らはボクの仕事関係の一番根っこの部分で働いてくれてる人達。
毎日誇りまみれになりながら、でも生活かけて働いてるの。
写真を撮ってたら珍しそうにこっち見てて。
写真撮るかい?ってカメラ向けたら集まってきてさ。
なんかはしゃいでくれてた。
で、デジカメでこう撮れたよって見せたらみんな覗き込んで
「オレここに写ってるよー!!」という様に喜びまくってた。
みんな、世界デビューしちゃったよ♪


彼はね、仕事の説明人であり案内人でもあった。
なんとなく憎めないキャラで、着くと言ってる時間と着いた時間違うけど、まあいいやって(笑
見えないところでボク達に関わる仕事してくれてる人達がたくさんいる。







彼は運転手さん。
遠くまでボク達を連れて行ってくれた。
事故に巻き込まれずに無事に帰ってこれたのも彼の運転のおかげ。
優しそうな顔して、ハンドル握るとクラクションの嵐よ(笑
20歳前後のお子さんが二人いるって言ってた。
父ちゃん、運転気をつけてよ!

たくさんの人々に支えられてボクはここにいる。

インドの国としての伸びは今からもっとすごくなると思う。
現に同じBRICsの中国もすさまじい勢いで変わり続けてる。
中には埋まる事のない貧富の差もでたり、問題もあるんだろうけど。
もうね、中国は日本より下とかインドは・・・なんて時代は終わったよ。
これからは中国やインドの企業が日本や米の会社を買収して、
なんて出てくるだろうって日経なんかにものってたけど・・・。



ボクの仕事の取引先には中国もある。
昔(といっても7-8年前)は金になるならなんでもやった。
でも今は違う。
日本の管理の厳しさ・難しさは分かってる。
それに近づける努力もするし成長もする。
ただ、今までの様な安い給料では働けないって、そう言ってきてる。
日本は今、いろいろなところで対中国の問題出てきてるけど、
この最低ラインの賃金で全てを完璧にこなせって時代では無いと思う。
もちろんその上で約束や管理を守る義務が先方にはあるけどね。



だから同じように対人間として接していきたいし、そうする義務がある。
今回インドに行って改めて強く感じた。
彼らは強いし、彼らのおかげでボクの仕事は生活は成り立っているんだと。
どんなところにでも生活して、たくましく育っている子供達がたくさんいる。
その子達に負けないようにボクも生きないとね!



過ぎた意見かもしれない。
でも感じた事だから書いてみた。
感化されたわけでもなく、悟り開いたわけでもなく、素直な感想です。
「ボク達がこなした仕事のおかげで、どこかで誰かが喜んでいる」
っていう気持ち忘れないで頑張っていきたいね!!
そういう気持ち、知らず知らず教わってきたような気がします。




インドはここ数年の間に更に発展して変わっていくでしょう。
中国等その他の国も・・・。
「全ては変わる、変わらないものは何一つ無い」。
これはお釈迦様の基本的な教えてでもあります。 
ヒンドゥーの事を数回書きましたが、インドはお釈迦様の生誕の地でもあるのです。



気がつくと帰ってきてからもう1ヶ月以上経ってるね。
長々としたインド記になっちゃいましたが読んでくれた人達に感謝です。


♪ありがとうございました♪
















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